特殊車両通行許可の申請について、「実際にどのような流れで進むのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?
(以下、本文では「特殊車両通行許可」を「特車」と表記しています)
- 「何を準備すればいいの」?
- 「どこで時間がかかるの?」
- 「依頼した場合はどう進むの?」
このような疑問を持つ方も多くいらっしゃいます。
👉 結論として、特車申請は大まかに「車両情報の確認 → 経路作成 → 申請 → 審査 → 許可」という流れで進みます。
ただし、経路や車両条件によっては個別協議が必要となり、申請の難易度や期間が大きく変わる点に注意が必要です。
また、「特車申請 流れ」「特車申請 手順」といったキーワードで検索されることも多く、全体像を正しく理解しておくことが重要です。
この記事では、特車申請の基本的な流れと、ご依頼いただいた場合の進め方について、わかりやすく解説します。
特車申請の全体の流れ
■ 特車申請はいつから準備すべきか?
まず前提として、特車申請は、搬入日や作業日から逆算して準備することが重要です。
一般的な目安としては以下のとおりです。
通常案件(協議が無い場合など):1〜2週間前
未収録道路あり:2週間〜1か月以上前
個別協議あり:1か月以上前
前回の記事でも解説しています→こちらをクリック
👉 特にクレーン作業や重量物搬入の場合は、早めの準備が必須となります。
「直前でも大丈夫だろう」と考えていると、許可が間に合わず工程に影響する可能性があります。
特車申請の基本的な流れは以下のとおりです。
- 車両情報の確認
- 通行経路の作成
- 申請データの作成・提出
- 道路管理者による審査
- 許可証の発行
👉 この5ステップで進みます。
■ ① 車両情報の確認
まず最初に行うのが、車両情報(車両諸元)の確認です。
具体的には以下の情報を確認します。
- 車両の長さ・幅・高さ
- 車両総重量
- 積荷の有無や重量、大きさ
- 軸重、輪荷重
- 車種、軸数
これらの情報は、特車申請の審査において重要な基準となります。
👉 誤った情報で申請すると、差し戻しや再申請の原因になります。
■ ② 通行経路の作成
次に、通行する経路を作成します。
特車申請では、どの道路を通行するかが最も重要なものの一つです。
経路作成では以下の点を確認します。
- 収録道路か未収録道路か
- 橋梁や交差点の条件
- 大型車誘導区間の有無
特に未収録道路が含まれる場合は、個別協議が必要となるため注意が必要です。
👉 未収録道路についてはこちら
■ ③ 申請データの作成・提出
車両情報と経路が確定したら、特車オンライン申請システムを利用して申請を行います。
現在はインターネット上で申請でき、原則24時間申請が可能です。
ただし、道路法適用外道路(港湾道路や航空局管理道路、私道、農道、林道など)は、別で申請が必要となる場合があります。
■ ④ 道路管理者による審査
申請後は、道路管理者による審査が行われます。
審査内容は主に以下のとおりです。
- 道路構造への影響
- 通行の安全性
- 車両条件との適合性
個別協議が発生するケース
以下のような場合などは、個別協議となります。
- 未収録道路を含む
- 重量や寸法が大きい
- 橋梁の確認が必要
- 交差点の右左折時の確認が必要
👉 この場合、審査期間が大きく延びる可能性があります。
■ ⑤ 許可証の発行
審査が完了すると、許可証が発行されます。
許可証には以下の内容などが記載されます。
- 車両情報
- 通行期間
- 許可番号
- 通行条件
- 通行経路
👉 通行時は、これらの条件を必ず守る必要があります。
特車申請でよくある注意点
実務上、以下の点でトラブルになることが多くあります。
- 経路に未収録道路が含まれていた
- 車両諸元に誤りがあった
- 個別協議で時間がかかった
- 申請が遅れて工事に間に合わない
👉 特に「経路」と「申請時期」は重要です。
■ 工事現場でよくあるケース
建設現場では、搬入日が決まっているにもかかわらず、直前になって特車申請が必要と判明するケースがあります。
この場合、
- 許可が間に合わない
- 作業延期になる
- 工程がずれる
といったリスクが発生します。
👉 現場が決まった段階での確認が重要です。
申請をスムーズに進めるためのポイント
特車申請をスムーズに進めるためには、以下の点が重要です。
・早めに申請の必要性を確認する
・車両情報を正確に把握する
・経路を慎重に選定する
これらを事前に行うことで、申請の遅延やトラブルを防ぐことができます。
よくある質問
Q. 当日申請での許可の取得は可能ですか?
原則として、当日申請での許可取得は難しいケースがほとんどです。
審査期間が必要となるため、事前の準備が重要です。
Q. 許可が出る前に通行できますか?
許可が発行される前に通行することはできません。
無許可での通行は違反となるため注意が必要です。
Q. 更新申請と新規申請の違いは?
更新申請は、過去に取得した許可内容をもとに申請するため、新規申請よりもスムーズに進む場合があります。
ただし、経路や車両条件が変わる場合は新規扱いとなることもあります。
ご依頼いただいた場合の流れ
当事務所にご依頼いただいた場合は、以下の流れで進みます。
① お問い合わせ・ご相談
② お見積もりのご提示
③ ご契約
④ 必要資料のご提出
⑤ 申請手続き
⑥ 許可取得・納品
👉 初めての方でも安心してご依頼いただけます。
■ ご依頼いただく際のポイント
特車申請は、車両や経路によって必要な対応が異なるため、事前に状況を確認させていただくことが重要です。
お見積もりの段階で、
- 個別協議の有無
- おおよその申請期間
- 必要な資料
などを整理したうえでご案内いたします。
そのため、「いきなり依頼するのは不安」という方でも、まずはご相談からご利用いただけます。
まとめ
特車申請の流れは以下のとおりです。
- 車両情報の確認
- 経路作成
- 申請
- 審査
- 許可
一見シンプルに見えますが、経路や車両条件によって難易度が大きく変わる点が特徴です。
■ こんな方はご相談ください
- 特車申請のやり方が分からない
- 経路作成に不安がある
- 個別協議になるか知りたい
- 急ぎで申請が必要
👉 初めての方でも、状況をお伺いしたうえで、「申請が必要かどうか」からご案内いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
特殊車両通行許可のことなら「特車.com」へ
お問い合わせはこちらから